東京から木頭にUターン。ヤマザクラを植え、木頭杉を活かす活動を続ける。◆西田靖人(「株式会社WoodHead」代表取締役社長、「木頭図書館」館長、「山櫻プロジェクト会」代表)

東京で地盤改良の仕事に従事するも、5年で木頭にUターン。家業に従事しながら、地元の山にヤマザクラを植えるプロジェクトを発足。地域資源である木頭杉を「五稜箸」として製造販売する会社も興す。近年は「木頭図書館」の指定管理者にも手を上げ、図書館を核とした地域活性化に情熱を燃やす。多彩な活動の詳細と、いま何を想うかをお聞きしました。(取材年月 2023年4月)

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自然と人を愛し、「ミヤコワスレ」ハウス栽培を木沢で唯一続ける。◆高田文子(「ミヤコワスレ」生産農家)

那賀町に生まれ、一度は徳島市内で勤務したものの離婚を機にUターン。「ファガスの森 高城」に勤務しながら、地元特産である「ミヤコワスレ」のハウス栽培を木沢で唯一続ける。可憐な山野草「ミヤコワスレ」の話とともに、那賀町で暮らす想いをお聞きしました。(取材年月 2023年4月)

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木頭を愛し、人々の暮らしを丁寧に伝える。◆玄番真紀子(「木頭図書館」司書)

30歳のとき、夫・子どもとともに大阪から木頭に移住。夫婦で「山村留学センター」管理人をし、地元の「じい、ばあ」に助けられる生活の中、木頭への愛を深めていかれました。物書きとしても、地域に暮らす人々を丁寧に取材し、新聞や雑誌等に多数寄稿。現在は「木頭図書館」司書として、地元に根ざした活動をなさっています。これまでのご経験と、木頭への想いをお聞きしました。(取材年月 2022年11月)

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亡きご主人の遺志を継ぎ、皆に灯りを照らす場所を運営。◆中野みね子(ギャラリーカフェ「Ken’sギャラリー」ゲストハウス「はなれ」運営)

生粋の「木頭娘」である中野みね子さん。61歳で亡くなった、アマチュアカメラマンだったご主人の遺志を継ぎ、故郷を明るく照らす場所を作りたいと、ギャラリーカフェ「Ken’sギャラリー」ゲストハウス「はなれ」を運営なさっています。結婚当初から病気だったご主人を長年フォローし、走り続ける人生を送られてきました。ご主人への愛情、木頭への想い、そして、力強い生き方をお聞きしました。(取材年月 2022年10月)

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仕事に、人に、誠実に生きる自遊人。◆水口正幸(自遊人、大工)

子どもの頃から家計を助けるために働いてきた努力家。「日本一の大工になる」と大阪に出て、28歳でUターンしました。熱心に仕事をして濃縮された道を歩み、現役を引退してからは、趣味を楽しみながら地域や周囲の方を率先して助ける“自遊人”。飄々とした雰囲気を身にまといながらも、内に秘めたる情熱はすさまじい方です。生き方の指針をお伺いしました。(取材年月 2022年8月)

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常に探究心を。謙虚な気持ちで大工の道を歩む。◆ 近本茂(大工)

家庭の事情で父親と同じ大工の道へ。それが「天職」との出会いだったそうです。謙虚に技術を学び、生まれ育った地に足をつけて生きてこられました。77歳にして現役大工です。自分の運命にあらがわず、かといって、流されない生き方が魅力的な方です。棟梁としてのこれまでの歩みをお聞きしました。(取材年月 2022年7月)

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故郷が好きでUターン。野球少年から、人の体を癒やす道へ。◆ 吉田拓磨(あいおい整体院院長・柔道整復師・ピラティスインストラクター)

県外や徳島市内で柔道整復師として勤めた後、家族とともに故郷の那賀町にUターンしました。県外の専門学校に進学したときも、「いつかは故郷に帰りたい」と思っていたそうです。その想いの根底にあるものは?また、超高齢化社会を迎えて、一人一人が欠かすことの出来ない「健康管理」。その秘訣もお尋ねしました。(取材年月 2022年6月)

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山の天然水で育てたアメゴやニジマスを届けたい。◆西上健一(民宿「淡水莊」オーナー)

もともと養魚場だった、旅館「淡水莊」を父から受け継ぎ、山の天然水で育てた川魚を、最高の状態でお客様に提供。毎日およそ10万匹の世話をし、台風の時は「寝ずの番」で魚たちを守ります。22歳でUターンし、京都出身の奥様と二人三脚で歩むこと44年。養殖の裏話や想いをお聞きしました。(取材年月 2022年5月)

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一人一人を輝かせたい。長きに渡り「人権コンサート」を行う。◆生杉孝晴(元教員・ミュージシャン)

学生時代に出会ったギター、バンジョーを演奏し、気の合う仲間たちと作ったブルーグラスバンド「サーティグラスボーイズ」は結成35年以上。そして、20年にわたって、各地で「人権コンサート」を行ってこられました。教育者として生きながら、音楽を通じて「人権」の大切さを伝えてきた、その心情とは?内に秘めたる熱い想いをお聞きしました。(取材年月 2022年4月)

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東京から故郷にUターン。いちご農家として生きる。 ◆ 近田大介(いちご農家)

一度はカメラマンを目指して上京。独立予定で、故郷に帰るつもりは全くありませんでした。しかし、父の病気をきっかけに、短期で家業の「いちご」を手伝うつもりが、「農業」に魅了され、そのまま家を継がれました。彼の心境を変えたものは?そして、今はどういう想いで仕事と故郷に向き合うか?お聞きしました。(取材年月 2022年2月)

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「ひとづくり」「かわづくり」「まちづくり」の第一人者。◆湯城豊勝(合同会社ACEネット研究所代表・阿南高専名誉教授)

阿南高専で河川工学を専門に長年教壇に立たれ、現在、名誉教授。阿南高専を退職なさっても、「ひと」を育てることに並々ならぬ意欲を燃やし続け、各地で講演を行われています。学ぶことを楽しみ、ユーモアを愛し、そして、人への感謝の想いを大事になさっている方です。その高いモチベーションはどこから来るのか、また、周囲に伝えたい想いとは?率直にお聞きしてみました。(取材年月 2022年1月)

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山での暮らしは幸せいっぱい。感謝の想いで日々を楽しむ。◆中野有子(山師・木頭森林組合社員)

お隣の美波町(旧・日和佐町)から那賀町にお嫁に来て、子育てをしながらおよそ40年林業に従事なさりました。「いい人に恵まれた」と、何度もおっしゃっていたのが印象に残りました。自然と人を愛するナチュラルな生き方が、とても魅力的な女性です。長年、那賀町に住んでどのように思われているか、女性目線から率直なお考えをお聞きしました。(取材年月 2021年12月)

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しなやかに生き、土木によって郷里を守る。◆谷崎史明(有限会社谷崎組 代表取締役)

那賀町に生まれ育ち、大学で学ぶために一度故郷を離れても、再び戻って親の建設会社を継がれました。淡々とした口調から「運命に抗わず、地道にコツコツ」という印象が強く残ります。その一方、思いつきをすぐに形にし、皆が驚くことをサラリとやってのけます。そのしなやかな生き方の奥にある秘めた想いをお聞きしました。(取材年月 2021年12月)

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スポーツと故郷を愛し、「相生晩茶」とともに彩り豊かな人生を送る。◆吉田敏美(相生晩茶農家・元徳島県商工会連合会事務局長)

学生時代からバレーボールに打ち込み、スポーツ万能。大学時代は、東京で新聞配達奨学生として毎日、自転車で朝夕刊配り。故郷に戻って商工会に勤務する傍ら、バレーボール、駅伝、マラソン、登山、農作業等に汗を流す。還暦祝いの四国八十八カ所歩き遍路は、異例の30日踏破。(健脚の方で45日はかかる)そのバイタリティの源、そして、家業である相生晩茶の魅力をお聞きしました。(取材年月 2021年9月)

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自然の造形「流木」に魅せられて。◆吉谷正(流木アート作家)

那賀町に生まれ、住み続け・・・ある日の「釣り」で「流木」に出逢われました。思いつきで「風蘭」を植えたところベストマッチ。その後、「釣りバカ」だった人生が一変。集めた流木は1,000以上。次々と沸いてくるアイデアから斬新な「アート作品」を作り続ける吉谷さんに、お話をお聞きしました。(取材年月 2021年8月)

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300年続いたこの家と、この地域を守りたい。人と出逢い、人に愛されて。◆吉岡誠(「山宿 花瀬庵」オーナー)

数十年、自ら経営してきた会社を引退し、那賀町の実家を「山宿 花瀬庵」として改築、オープンなさった吉岡さんにお話をお聞きしました。どういう想いで、那賀町に戻られたのか?どうして「花瀬庵」を運営しようと思われたのか?そこには強い信念がありました。(取材年月 2021年7月)

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那賀奥・木沢「自然の魅力」を全力で伝える。◆平井滋(地下足袋王子)(「レストハウス・ファガスの森 高城」管理人)

「地下足袋王子」の愛称で知られる「ファガスの森」の管理人・平井さんにお話をお聞きしました。通算500回を超える自然巡りツアーを企画運営し、県内初のシカ肉加工施設を手がけ、「ファガスの森」では、自らもジビエ料理のシェフとして厨房に立たれています。生まれ育った那賀奥・木沢をこよなく愛し、その魅力を伝えようと全力で「チャレンジし続ける」その原動力はどこから来るのか?これまでの軌跡と想いをお尋ねしました。(取材年月 2021年6月)

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未来のために。家族で守り育てる「癒やしの山」。◆橋本光治・延子・忠久(自伐林家)

先祖から受け継ぐ、およそ110ヘクタールの山を家族で大切に守り、自伐林業を営む橋本家の皆さんにお話をお聞きしました。銀行員を辞めて山に入られた光治さんと、それまで専業主婦だったその奥様。父と同じく会社員を経験して、家業を受け継いだ息子の忠久さん。ご家族の想いとは?(取材年月 2021年5月)

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